2016年5月30日 星期一

Bluetooth 4.2って???

Raytac Corporation
A BT4.1 & BT4.2 module maker based on Nordic nRF51 & nRF52 solution 
(nRF51822 & nRF51422 & nRF52832 & nRF51802)
Tel: +886.2.3234.0208
email: service@raytac.com

日本での代理店への連絡は下記の通り。
株式会社フクミ (Fukumi corporation)
消費材企画開発Gr. LBTチーム (Consumer Products R&D Group, LBT team)
榊 和優 (Kazumasa Sakaki)

Tel : 03-5687-2890 (+81-3-5687-2890)
Mail : lbt_bt@fukumi.co.jp


株式会社フクミのブログから引用。詳細は下記Link先へ。
http://bluetooth.tokyo/



Bluetooth4.2(以下BT4.2)については、
台湾Raytac社においても幾つもユーザー様から質問が来ていますので、
注目と興味の度合いは日に日に増してきていると感じます。
そこでSIGが発表しているFAQ資料を参考に掲載したいと思いますが、
そのFAQについて拙く一部翻訳して見ようと思います。(変だったらすみません…)
あくまでもご参考まで。 
■技術面
Q. Bluetooth 4.2はBluetooth 4.1や4.0に置き換わりますか?
A. いいえ。Bluetooth 4.2は以前の主要な機能を拡張するものになります。
Q. Bluetooth 4.2にすることへの恩恵は?
A. 新機能が採用されたこともそうですが、今までのバグ修正や正誤表(Errata)において
コア仕様に取り込まれた重要な利点を得ることが出来ます。 
Q. Bluetooth Smart(Low energy)はBluetooth 4.2の一部ですか?
A. はい。Bluetooth smart technologyはBluetooth4.0から導入されたものですが
4.2にも含まれます。実際BT4.2の新機能や利点はBluetooth smart technologyのために
設計されました。
Q. BT4.2の対応でComplianceプログラム上、何か必須機能を実装しなければいけませんか?
A. いいえ。BT4.1の時と同様に、BT4.2の仕様になったからといって要求される
必須機能はありません。しかし、製造業者の方々はBT4.2の仕様に準拠するように
正誤表(Errata)にある全ての項目について実装を行う必要があります。
Q. BT4.2は現在市場に出ているBluetoothと上位互換性はありますか?
A. BT4.2の省電力の機能(Bluetooth smart)についてのみ、4.0、4.1と上位互換性があります。
BR/EDR(基本レート / 拡張データレート)の実装については、
同じくBR/EDRの1.1から始まるバージョンの実装と上位互換性があります。
Q. 4.2の仕様に移行すべきしょうか?
A. ユーザーにより良いユーザーエクスペリエンスを提供する為、
また新しい仕様による恩恵を受けるために、すぐにでも実装することをお勧めします。
■認証
Q. Bluetooth 4.2になってロゴ認証手順の変更はありますか?
A. いいえ。ロゴ認証手順は全てのBluetooth仕様において同様です。 
Q. Bluetooth2.0,2.1,3.0,4.1においてロゴ認証はまだ取得可能ですか?
A. はい。コア仕様のバージョン2.0 +EDR, 2.1+EDR, 3.0+HS, 4.0, 4.1は使用可能ですし、
認証も今まで通りです。
Q. BT4.2のサブシステムに統合されたBT4.1やそれ以前のサブシステムは
どの様な名称で呼べば良いですか?
A. 低い方のバージョン仕様にて呼ばれることになります。
例えば2.1+EDRの制御サブシステムと4.2のホストサブシステムの場合は
2.1+EDRのままで呼ばれます。
詳細は以下の「Product Naming Conventions」のBluetooth brand guideを参照してください。
https://www.bluetooth.org/en-us/bluetooth-brand/ bluetooth-brand
Q. 私の製品は以前のバージョンでロゴ認証を取得していますが、
BT4.2へと再度ロゴ認証を取得する必要がありますか?
A. いいえ。その製品のロゴ認証は有効のままで、再度取得する必要はありませんが、
以前のバージョンを4.2へとアップデート等の変更を伴う場合は新たに取得する必要があります。
Q. どこでBluetooth 4.2のアップデートについて技術的な詳細を得ることができますか?
下記ページで確認できます。
https://www.bluetooth.org/en-us/specification/adopted-specifications
Q. Bluetooth 4.2のロゴ認証はいつから開始できますか?
2014年12月09日 15:00(PST)から可能です。
■開発
Q. BT4.1スタックで動かしているアプリケーションはBT4.2スタックにおいても機能しますか?
A. はい。BT4.1のすべての機能は4.2で機能します。
もし更新されたスタックがBT4.2に適合しているのであれば、
BT4.1の機能はそのまま変更されません。
詳細については各スタックプロバイダーに相談してみてください。
Q. BT4.2はインターネットに接続できますか?
A.はい。BT4.1から専用チャネルであるL2CAPの対応等、
Ipv6対応のための基礎となる取り組みを開始しました。
BT4.2においては、開発者や製造者は新たなプロファイルとサービスを通して
Bluetooth Smartの為のインターネット接続において柔軟な選択肢を持てるようになりました。
インターネットに接続する手段は以下の2つとなります。
・省電力IP (IPv6 / 6LowPAN)
・Bluetooth Smart internet Gateways(Bluetooth SmartのGATTベース)
追加情報に関して“Adopted Bluetooth Profiles, Services, Protocols and Transports”にて。
https://www.bluetooth.org/en-us/specification/adopted-specifications
*ちょっと疲れてきたので…より簡易にします

■商標
Q. 「Bluetooth 4.2」と商標として表示すべきでしょうか?
A. いいえ。 4.2のBluetooth smart機能においては任意ですし、
互換性をユーザーに即座に分かってもらうためにも、ユーザーを困惑させないためにも、
仕様バージョンの表示はしないほうが良いでしょう。
Q. Bluetooth 4.2が使用可能な製品において「Bluetooth Smart」と表示をした方が良いですか?
A. 全てのBT4.2の製品がLow Energyというわけではありませんので、
自社の実装した製品のBT4.2の機能によって表示を検討すべきです。
詳しくは下記ページ参照。
https://www.bluetooth.org/en-us/bluetooth-brand/ bluetooth-brand
Q. なぜSIGは「Bluetooth Smart」と「Smart Ready 」のブランドを追加したのですか?
A. Bluetooth Low Energy のみを使っている製品は
Bluetooth Basic Rateだけを使用している製品と互換性がない為、
ユーザーがロゴより即座に互換性を判断できるように新たに追加しました。
Q. BT4.2においてBluetooth Smart とSmart Ready を使用する場合に何か変更はありますか?
またその要件は?
A. 変更はありません。(BT4.1のリリース時に簡略化されています。)
それぞれの条件は下記の通りです。
「Bluetooth Smart」…Bluetooth4.0(orそれ以上)のLow EnergyかBasic Rate/LowEnergyの
組み合わせに適合している製品で、GATTベースのアーキテクチャを使っているという条件を
満たしているもの。
「Bluetooth Smart Ready」…Bluetooth4.0(若しくはそれ以上)のBasic RateとLow Energyを
併用しており、それぞれが適合している製品で、ユーザーにSmart Ready製品の更新を
選択させることが出来るGATTベースアーキテクチャを使っているという条件を満たしているもの。
Q. いつからBluetooth Smartという表記を使うことができますか?
A. 上記条件に対応していれば、すぐにでもユーザーの混乱を避けるために表示するべきです。
Q. いつからBluetooth Smart Readyという表記を使うことができますか?
A. 同上
Q. SIG団体はBluetoothプロダクトのブランディングとマーケティングを助けるツールや
プログラムを持っていますか?
A.はい。下記参照。
https://www.bluetooth.org/en-us/marketing/marketing-programs-update
Q. Bluetooth商標の使用ガイドラインはどこで見つけられますか?
A. 下記参照。
https://www.bluetooth.org/en-us/bluetooth-brand/bluetooth-brand

下記、本文(翻訳元)です。上記訳が信用できない…時などに。






2016年5月26日 星期四

ウェアラブル端末の6つの通信規格

Raytac Corporation
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日本での代理店への連絡は下記の通り。
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榊 和優 (Kazumasa Sakaki)

Tel : 03-5687-2890 (+81-3-5687-2890)
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株式会社フクミのブログから引用。詳細は下記Link先へ。
http://bluetooth.tokyo/


ウェアラブルデバイスを設計する段階で、通信規格の選択は製品の性格を決める非常に重要な要素となります。
それぞれの細かい技術的な要素や知識を持つまで必要は無いと思いますが、
簡単な特徴ぐらいは抑えておく必要があります。
今回は非常に簡易ですが、6つの一般的な通信規格の特徴について検討してみたいと思います。
wireless-technologies-for-wearables

■Near Field Communication (NFC)
NFCは消費電力が低いという点ではウェアラブルに最適です。
特長としてデータ通信量は極小で、通信距離は接触に近いほど近距離(数cm)で行われます。
またNFCはアクティブとパッシブの2つのモードがあり、パッシブには電源が不要となります。
消費電力量に関しては、パッシブタグと通信する時はBLEよりも高いですが同等と考えても良いでしょう。
もし長い距離でのデータ通信が必要な場合は、別の通信規格を採用すべきです。

■Bluetooth Low Energy(BLE)
昨今のほとんどのウェアラブルにはBLE(正式にはBluetooth Smart)が採用されています。
背景としてはやはり低コストで採用しやすい規格であり、消費電力も低いことが要因として考えられます。
消費電力においてはコイン電池で状況次第ですが数カ月~数年使用することも可能です。
しかし、データのスループットには制限があります。
といっても、殆どのウェアラブルはそこまでのデータ通信量が要求されないのが現状です。
BLEチップは小さくウェアラブルにも最適ですし、100Mの通信距離の実現も可能です。
BLEを使用するにはホストとのペアリングが必要で、殆どの場合がスマホ(とApp)との接続になります。
もしウェアラブルにおいて、より大きなデータ通信と頻度が必要な場合(例えばオーディオやビデオストリーミング等で)は、
BLEは候補から外れてしまうでしょう。

■ANT
ANTの通信規格はスポーツ関係のウェアラブルには非常に良い選択肢となるでしょう。
実際、心拍数のモニタリングや自転車の走行距離やスピードなどの測定等のセグメントでは多用されているのが現状です。
ほぼ業界標準と言っても良いでしょう。
センサーと他のノードは通信距離の中においてマスターかスレーブで駆動します。
それぞれのノードは互いに送受信が可能で中継器としてネットワークを広げることも可能ですし、
長期による低電力のスリープモードで消費電力を極端に抑えたネットワーク構成も可能です。

■Bluetooth Classic
初期よりBluetooth Classic(もちろん元はシンプルに「Bluetooth」と呼ばれていました)は、
近距離無線通信のソリューションとして非常に多く採用されてきました。
今日に限って言えばスマートフォンでのヘッドセットや車のマルチメディアシステムとしてのスピーカー等は
既に業界標準となっています。
BLEと比較するとBluetooth Classicはより高い帯域幅を使用し、その分消費電力が必要となります。
ネットワークトポロジ―は制限があり、より大きなセンサーネットワークには不向きと言えます。

■Wi-Fi
もしあなたが考えているウェアラブルが大きなデータ通信で極力ラグを抑えて設計する場合(動画ストリーミング等)は、
Wi-Fiが最適な選択となるでしょう。
しかし代償として要求される電力が大きい為に日々の充電は不可欠となるでしょうが…
Wi-Fiを使用すれば、ウェアラブルはWi-Fiアクセスポイントを経由して直接インターネットと繋がることが可能です。
例えばGoogle GlassはWi-Fiを使用しており、グラフィックを高レートで通信することで高いユーザーエクスペリエンスを実現していますが、ディスプレイと高いCPUの負荷により要求される電力量は大きく、ユーザーに頻繁に充電することが要求されます。この様な頻繁に充電が必要な状況は顧客満足に影響を与えてしまいます。

■Cellular
モバイル通信は、ユーザーのスマートフォンなどの中継を経ずに直接クラウドにアクセスできるという事になります。
しかし、今日のモバイル通信は小さなデバイスには不向きです。
それは消費電力も高く物理的なサイズも大きいからです。
将来的には技術の革新でウェアラブルに搭載するに十分な選択肢になり得ますが、今は未だと言えます。

The best of worlds?
幾つかのウェアラブルデバイスはそれぞれの特徴を活かし補完し合うために、
違う通信規格を組み合わせて搭載されています。
例えばApple WatchはBluetooth Classic、BLE、Wi-Fiとモバイルペイメント用にNFCも搭載されています。
その様なソリューションとしてANTとBLEとNFCを1つのSoCとして提供しているのがNordicとなります。
(RaytacはNordicソリューションを採用したBLEモジュールを提供しています)
以上の様に、ウェアラブルの設計において何を優先させるか?
(サイズ?消費電力?ユーザーエクスペリエンス?コスト?等々)を決めてから、
最適な無線通信規格を検討・選択する事が必要となりますね。

2016年5月25日 星期三

Bluetooth Classと通信距離の関係について

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株式会社フクミのブログから引用。詳細は下記Link先へ。

「BluetoothのClassってなんですか?」
「Class 1とClass 2の違いって?」
「Classと通信距離の関係って?」
この様な質問は良く聞く質問だと思います。
BluetoothのClassは電波強度によってClass分けされていて、
Class 1~3まで分類されています。
上記質問に対して簡単に理解するために下記表を掲載します。
この表を見るとRaytacのMDBTシリーズのBLEモジュールは非常に通信距離が長い事がわかりますね。
通信距離はビーコン用途等では特に導入コストに係わってくる重要な要素なので、
注目したい部分です。

Bluetoothのブランド商標(ロゴ)使用上の注意

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日本での代理店への連絡は下記の通り。
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株式会社フクミのブログから引用。詳細は下記Link先へ。

■Bluetoothワードマークについて
bt word logo
・常に大文字「B」を使って表記する
・最も目立つ個所では登録商標マーク「®」を付加する
・英語で使用する(ただし、下記承認済み4言語版は除く)
繁体中国語翻訳版「藍牙」
簡体中国語翻訳版「蓝牙」
日本語翻訳版「ブルートゥース」
韓国語翻訳版「블루투스」

■Bluetoothフィギュアマークについて
Bluetooth_FM_Color
・常に商標登録マーク「®」を付加する
・青、白、黒でのみ複製できる
・必ず無地の背景に配置する
・フィギュアマークの周りに適切な余白を置く
・デザインの要素を一切変更してはいけない
*但し、機能アイコン等で電子デバイス上で表示する場合は、ルーン文字「B」のみでも構わない。

Bluetoothのバージョンについて

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株式会社フクミのブログから引用。詳細は下記Link先へ。


Bluetoothは1999年に最初のバージョン1.0が発表されて以降、たびたびバージョンアップが繰り返されてきました。
バージョンの違いによって機能や特徴に違いがありますので、
一般的に市販されているBluetoothのバージョンにおいて下記にまとめたいと思います。
Bluetooth2.1 : ペアリングの簡素化・NFCに対応。バッテリー寿命の延命機能「Sniff Subrating」搭載
Bluetooth3.0 : 最大通信速度24MbpsのHS(Hight Speed)をオプションで用意。電力管理機能強化による省電力化
Bluetooth4.0 : 大幅な省電力化Bluetooth Low Energy(BLE)。転送速度1Mbps。以前のバージョンとの互換性無し
Bluetooth4.1 : IPv6/6LowPANでインターネットに直接接続。LTEとの干渉抑制
Bluetooth4.2 : 転送速度の高速化。セキュリティ強化(FIPS対応)
*4.0以降は以前(3.0以前)のバージョンとの互換性がありません。

2016年5月16日 星期一

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